ひとつぶ苺


手探りで何処までゆけるのか?
誰も知らないこの街で独りきり
なんて愚かなんだろう
足下に広がる名もない水溜り
地平線も壊した窓も
汚れた手で
私を此処から出して
独り涙を流すのは ずるい気がして

錆びれ掛けた鳥かごに蒼い鳥は居ない
めぐる季節は移ろい逝く 恋心のよう
戸惑いの連続は 晴れない天気模様

君に似た透明な花は
未来を ひび割れた時をも透かし
総てを台無しに…
けれど今は 何も見えないまま

風だけが揺れて
想いは心の中に溜まり続けるだけ
色付いた季節には
もう戻れない
いつまでも いつまでも
幻影ばかり見ていては
前にも進めないよ
優しさだけの同情は要らない だから

一翼を失くした翼にだって 希望はあるから
たった一つの願いを信じて
何処までも 追って行きたい
自分だけの天国目指して
〜Heaven’s drive〜

ひとつぶの苺がケーキの上に
真っ赤な姫苺
きっと自由に
I'm surely be free







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