絶頂を迎えるまで。


絶頂を迎えるまで。
何度彼の名前を呼んだだろう。
何度愛し合っただろう。
彼も何度応えて、私の名前を呼んでくれただろう。
快感の波に身を委ねて、何度絶頂を迎えただろう。

躯中には彼の遺した鬱血の痕。
首筋、肩、胸、腹部、太股、足、足首、背中、腰
何度も口唇を這わせた。
紅く穢されたモノを見て、再び欲情する。

私の奥深くまで、突き上げる。
見つめ合いながら、深く長く口付ける。
気持ちが昂ぶり合う。
彼の背中に腕を伸ばし、無意識に爪を立てる。
快楽に酔い痴れた。

温もりが消えても想い出される甘い行為。
本当はもっと特別な意味で愛し合いたい。
二人の未来は未だ見えないまま。
闇を彷徨う私と彼。
気持ちはまだ届かず、叶わない。
こんなに繋がり合って居るのにどうして気付かない振りをするのだろう。
行為中、哀しくて悲しくて泣いてしまった。
声を出して、涙を流して、彼を困らせた。







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