鬼唄 届かない想いはいつも 僕を捕らえては 恋した貴女の姿を想い出させる 闇に解けた最期の詞(うた)が 充ても無く聴こえてくる 季節は廻り 悲しみは癒えど 影を堕した幻影は消えぬまま 夢を見る 深い想いを言の葉に込めた 花が薫る頃 月は紅く 貴女の残した微笑が 桜夜(さくらよ)を讃えて想い出されて ―――いつかまた必ずお逢いします。 秘めた気持ちを 空に架かる虹を見つめながら 心の片隅に居て 薄くぼやけては 笑顔を曇らす もう一度 顔を見せて・・・ 届かない想いはいつも 僕を捕らえては 恋した貴女の姿を想い出させる 闇に解けた最期の詞(うた)が 充ても無く聴こえてくる
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