1月17日(Sun) 
ze零ro 「Secretnight zeroday carnival」 in 仙台MA.CA.NA


寒空の下の仙台の夜。ひっそりと会場入りが始まった。
今回は、友達と二人きりの参戦です。
私にとって五ヶ月ぶりのze零roのLIVE♪

会場の中は、常連さんを中心に次第に集まってくる。
二列目センターに立つ。
今回のLIVEには、ArucarDの釜戸が居る!!と一部のファンの人が騒いでいた。
スタート時間を数分過ぎた頃、幕は開けた。
照明がチカチカと、激しく点滅する中メンバー入りが始まる。
勇飛、yura、蒼、朱李、いづみと続く。
Lamiaの衣装で現れたメンバーは、早々と楽曲を繰り広げた。
「ワンマン!!」と噛み締めながら、いづみが連呼する度に、私たちは笑いを醸す。
仙台での久しぶりのワンマンであり、気合が感じられた。
「Lamia買ってない人いる?」
誰も手をあげないことに、
「うっそ?居るでしょ??」
と問い詰める。
「じゃ、聴いて下さい・・・Lamia・・・」
そして、凛とした旋律が流れ始める。
聴きなれた曲にあるにも関らず、違って聴こえるのはLIVEだからだ。
私の心に昂揚感が広がるのを感じた。
次第にze零roの放つ世界に魅了されていく。
いづみの歌唱力がUPしていることに一番驚いた。

「あけおめ、ことよろ」
といづみはニコニコしていた。
「さっき云い忘れたんだけど・・・俺、五日前、成人式だったんだ。」
皆が、『おめでとう!!』と返すと、いづみは照れていた。
「勇飛だけ逢わなかったんだけど、袴穿いたんだ。」
会場が沸く。
「ArucarDの香月にも逢った!!」
なんだか、私は想像してしまう。似合いそうではないか・・・と(>▽<)
明るいスタートだったに違いない。
「なんか喋ってよ」といづみが、朱李にマイクを向けると、
「後で喋ることになるから・・・」
と云って、いづみに戻した。
どうやらいづみは緊張しているらしい。
急にしゃがみ込んだかと思うと、
「緊張してるんだよ・・・」
と顔を下に向けたまま呟いたのだった。
「なんか声枯れてるけど、今日はワンマンだから・・・聴いて」

「今日は二部構成になってるから、楽しんでってくれ。」
「この曲は知らない人も、知ってる人も居るのかな?」

勢い付いたメンバーが、曲を弾き出す。
しっとりした、ze零ro定番のバラードが、流れる。私はいづみを目の前にして、感極まってしまう。
見つめながら、涙が出そうになった。
いづみは声が枯れていると云っていたが、そんなことは感じない位
のびのびと唄っていた。
「一部はもう二曲で終わりです!!」
ずっしりと馴染んだ音が、体に響いてきた。

幕が降りて数分後、何やらスーツを召した人たちが出てきた。
私は、ハッと目を疑った。そして、朱李が出てきた。
「後で喋ることになるって云ってたのは、こうゆうことだったですね」
「今からコピーをします。メンバー紹介はのちほど」
いきなり現れたセッションバンド。
G・B・Drがなった。
高音が会場を満たす。いづみとは違った魅力を感じた。
一曲を歌い上げた朱李はもう、汗が顔一面に浮いている。
「・・・・・・ではメンバー紹介、Dr. THE SKULLからてつや!!」
「G. THE SKULLからDIE!!」
「B. Retinaから響!!」
皆、仙盤仲間であり、ライブに駆け付けたのだろう。
「それともう一人助っ人がいます・・・オーイ!!」
楽屋に向かって朱李が声を掛けると、いづみがギターを持って現れた。
「あんまり唄える歌ないから」
と云えば、いづみが悲しい音を出す。
目立とうとするいづみが彼らしい(笑) 
と、ゆっくりとドラムがカウントを打ち始めた。
二曲を終えれば、いづみと朱李が楽屋に消えていく。

場繋ぎに現れたのは、THE SKULLのVo.神。
「伸ばしてって云われました。髭生えたままだけど」
と神が挨拶をする。
「何しようか?ね?」
「物真似とか?唄が良い?」
とメンバーに聴く。すると、コピーをすることに決まったらしく、
「じゃあGLAYのSUTTER SPEEDSやります!!」
「ホントにやるの?」
と響が不安げに問う。戸惑いながらも、Ba.を弾く。
ドラムがあとを追う。・・・・・・プツッ
会場もメンバーも寡黙になって、そして笑った。
場を取り戻そうと神が・・・
「GLAYの”誘惑”です。失敗したら途中で止まるから」
と行ってメンバー紹介を。
DIEがTAKURO。響がJIRO。てつやがTOSHI NAGAI。
そして神がTERU。
神がTERUの物真似で、スピーカーに足をかけながら唄う。

最初の駆け出しはバッチリだったが、一番を唄い終わった直後、また途切れた。
でも、十分に上手かった。「ごめんね・・・。次何する?」
神が誤り、メンバーに振っている姿が、一所懸命に見えた。
物真似大会が始まった。
響のニャンチュウがそっくりvv 会場の皆が驚いただろう。
てつやがドラえもんをやったり、神がTERUをやったりと楽しかった。
プロレスも面白かった。DIEが「喧嘩でもする?」と云った時は
神が、「本気でするの?」と返したのだ。
「なんか皆、早くze零ro出せって思ってるでしょう!!」
と神が云った時は、もうネタも尽きたらしかった。
―お疲れ様でした。楽しかったです。―

そして、二部の幕が開ける。
メンバー個人個人が全く違う曲で入った。
POPな曲から、DARKな曲まで様々だった。これはメンバーの個性だろう。
それから、新衣装が披露された。
「二部からは、頭振っていきましょう!!」
いづみの慟哭に、皆が昂ぶった。
咲いて咲いて、咲きまくる会場。繰り返される、ヘドにますます昂揚を覚えた。
懐かしいメロディーも度々披露される中、私は冷静になどなれなかった。
「新衣装についてだけど、皆喋ってよ!!」
「朱李は死人になってます」といづみが振れば、
「これね、(頭に付いたベルトを指して)最初付いてなかったんだよ!!」
全身真っ黒に固め、エクステの様なものが付いたベルトを身に着けている。
片目がベルトで隠れているのだが、
「この衣装に、さわやかな曲が合わないんだよ・・・」
朱李が漏らす。すると、いづみが、
「良いじゃんvv逆に笑いながらやってさ!!片目も出して 笑」
「・・・笑 ギャップが良いんだ!?」
朱李がにこやかに笑っていた。
「俺の衣装は・・・(付いているベルトを掴んで)縛っちゃうよ!!」
と会場を煽る。一人が『縛ってぇ〜vv』と云ったことに微笑んだ。

二部も終わりに差し掛かった頃・・・
「ライブも中盤になりましたが、もう二曲で終わりです・・・」
えっ!?中盤?と思えば、
常連さんから、『中盤?』と返されたいづみ。
勇飛に振り返り、「何て云うの?」と聞いている。
「中盤じゃなくて、終盤って云うのか・・・」
微笑ましい光景だった。

「じゃ次は、唄って踊りましょう!!あれしかないでしょう?」
始まれば、皆にこやかに笑いながら、踊り始める。
手振り、横揺れと、きっと始めて聞いた人も楽しめただろう。
最後は、激しく閉められた。
そして、仙台の夜は、私に感動の余韻を心に肌に残したまま
更けて行ったのだった。


☆編集後記☆
毎回ながら、ライブレポをまとめるのは難しいですね。
どうやって表現すれば、少しでも伝わるのかなぁ・・・?と試行錯誤です。
新年早々、メンバーは全員成人致しました。
1999年から活動を開始したze零roも五年目を迎えます。
並々ならぬ努力、挫折があっはずです。
彼らのビデオを見て再確認致しました。
今回も電車の都合でアンコールは聞けませんでしたが、15曲も披露されました。
聞いたことが無い曲が数曲あり、ドキドキしました。
実は、二列目センターと、超至近距離で見ていたのですが、
嬉しいことに、勇飛サンに手を振ると、笑って返してくれたんですよ。
ワンマンをに参戦したことにより、ze零roがますます好きになりました♪
いづみサンがMCで、「2004年ze零roは羽ばたきます!」と云っていましたが、
彼らは、必ず大物になると私は思っています。

勇飛サンの新衣装は、ピンクのホワホワのファーが付いて、SEXYでとても可愛いかったです。
思わず、見惚れてしまう程。
個人的には、朱李サンの衣装も大好きですが。
是非、次の次のず〜っと先のライブにも参戦したいです。
ze零roの皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でした。
いつもながら、ありがとう御座居ます。


☆余談☆
早めに会場の外へ出ると、なんと続いてArucarDの釜戸と香月が出てきました!! 
私はビックリしちゃって、唖然としてましたよ。
深めに被った帽子の下には笑顔が・・・・・・。
噂は本当だったんですね。なんだか、得した良い日でした。
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